蟲惑魔構築(2019/05/19)+Time Thiefの小話
先週のYCS2019について、すっかり書くのを忘れていたので今更ですが記事にしておきます。
あれこれ悩んだ結果、メタバース関連のものをアーティファクトに差し替えていったら盛大に事故して三回戦敗退と相成りました。
内2回は手札事故という散々な結果で…。
やっぱり急遽構築を変えるのはダメですね。
時間をかけて構築した自分のデッキを信じるのが一番です。
というわけで下記が現在の主の蟲惑魔構築になります。
何かの参考にして頂けるとありがたいです。
モンスター 17枚
アトラの蟲惑魔 ×1
ティオの蟲惑魔 ×3
トリオンの蟲惑魔 ×3
ランカの蟲惑魔 ×3
カクリヨノチザクラ ×2
鉄騎龍ティアマトン ×3
灰流うらら ×2
魔法 4枚
ダブルアップチャンス ×1
サモンブレーカー ×1
魔鍾洞 ×2
罠 19枚
奈落の落とし穴 ×3
蟲惑の落とし穴 ×1
連鎖空穴 ×1
無限泡影 ×2
メタバース ×3
幻影騎士団シェードブリガンダイン ×3
砂塵の大嵐 ×2
神の宣告 ×2
神の通告 ×2
エクストラ 15枚
フレシアの蟲惑魔 ×1
セラの蟲惑魔 ×2
ミセスレディエント ×1
トロイメア・フェニックス ×1
召命の神弓ーアポロウーサ ×1
深淵に潜む者 ×1
No.41 泥睡魔獣バグースカ ×1
No.39 希望皇ホープ ×2
No.39 希望皇ホープ・ダブル ×1
SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング ×1
CNo.39 希望皇ホープレイV ×1
CNo.39 希望皇ホープレイ・ヴィクトリー ×1
No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ ×1
各カードの用途についてざっくり解説。
・蟲惑魔
トリオン、ランカ、ティオはセラから特殊召喚した時に(又は後で)効果を発動できるので3積みしています。
特にトリオンは強制効果でタイミングを逃さないためあらゆる盤面で重宝します。
次点でティオ。使った落とし穴の再充填が可能なので便利です。
ランカはティオでセットした落とし穴を回収して再設置することでティオとの接続を解除したり、除去に合わせてすっと回収したり局所的に活躍します。
アトラは趣味です。好きなので。
というのもありますが、フィールドに存在している間、罠を無効にされないので補助役にもってこいです。あと何気に打点持ちなのでサブアタッカーにも。
・カクリヨノチザクラ
主に転生炎獣とオルフェゴールを意識しての採用。
使わせた後のロアーやオルフェゴールリンクが墓地に行った際に除外するためにいれています。ただしタイミングは少ない模様。
ベイルリンクスなど墓地に置いておきたいEXモンスターがそこそこいるのも、能動的に墓地から除外できるチザクラちゃん採用の理由のひとつですね。
セラの使いまわしも狙っています。またフレシア蘇生からのセラリンク召喚というプランも。
・鉄騎龍ティアマトン
同じ縦列にカードが3枚以上存在する時にフリーチェーンで特殊召喚できる便利な除去札。
特殊召喚時に同じ縦列のカードをすべて破壊し、ティアマトンが存在する縦列にカードを置けなくなるので相手のエクストラモンスターゾーンを潰すのにも使えます。
蟲惑魔ではセラの効果の関係上、相手ターン中にはおおよその確率で縦列に三枚揃えられるのでティアマトンはほぼ使い放題。
蟲惑魔とはズッ友になることでしょう。
以下のような感じで1ターン目から構えることも容易です。
※具体的なムーブ
トリオンNS、落とし穴サーチ→セラSS→ブリガンダインセット、SS→セラ効果、トリオンSS→フレシアSS→落とし穴セット
このデッキの中核。
セラ単独で立たせた後、魔鍾洞へ繋げるのが目的です。このときセラの効果で出すのはいつもはアトラですね。
基本的に維持は考えずにデモチェや無限泡影を使うつもりで撃っていくのが吉。
可能ならば相手が3枚以上展開した後に使いたいですね。
上手く魔鍾洞を使って相手の攻撃を封じた後はダブルホープwithダブルの4倍打点で棒立ちの低攻撃力モンスターを殴る、というのが基本ムーブになります。
ティアマトンとは噛み合わない効果ですが、片方が除去されたときのバックアップになるので問題ありません。
・神様シリーズ
一番怖いのはバックの除去と破壊できないモンスターの召喚なので対策に。
あとロアーとクリマクスを返せる札が蟲惑魔にないので。
・ホープシリーズ
ホープ・ダブルのおかげで貧弱な蟲惑魔でもワンキルクラスの火力が平然と出せるようになりました。
素ホープで100打点、Vで効果破壊+バーン、ヴィクトリーで56打点耐性無視の戦闘破壊、ビヨンドで相手フィールドの無力化+60点貫通、と非常に多様な効果が使えます。
ライトニングさんは本当にどうしようもなくなった時の奥の手です。
魔鍾洞は、棒立ちさせてホープで殴れば終わるじゃん、という考えのもとで採用されています。
以上が現段階での構築ですが、今後追加されるカードで確実に採用できる(したい)カードが見つかったのでメモがてら記載します。
そのテーマとは、海外発のテーマでランク4のモンスターをエースに据えてあるTime Thief(以下、タイムシーフ)。
時の盗人、という名前に相応しく、相手の未来(デッキトップ)、過去(墓地)を掠め取り戦うトリッキーなテーマです。
エースモンスターのランク4エクシーズモンスター、タイムシーフ・リドゥアー(redoer/繰り返す者)は特異な効果を2つ持っています。
1つ目はスタンバイフェイズ毎に相手のデッキトップを自身のエクシーズ素材にする効果。
2つ目は取り除くエクシーズ素材の種類によって効果が変わるクイックエフェクトです。
モンスター:自身をエンドフェイズまで除外する
魔法:カードを1枚ドローする
罠:相手場の表表示カード1枚をデッキトップに戻す
そしてこの効果は一度に3種類使えるので、一度の効果で、自分を除外しながら相手の場を荒らしドローできる、というかなりアドバンテージを稼げる効果になっています。
相手の除去に合わせて逃げれたらすごくスタイリッシュですね。
相手のカードを奪い、追い詰められたら逃げて、颯爽と舞い戻り再び奪う。
カードイラストもですが非常に主好みのかっこいいカードなのです。
このカードが蟲惑魔で採用できる理由は、シェードブリガンダインがナチュラルにはいるデッキだから、です。
上記の通り、罠を素材にしているこのカードはフリーチェーンのデッキバウンスが可能になります。
今までのセラからフレシア、ティアマトンを構える流れでフレシアをこのカードに替えることで相手ターンでの能動的な除去が一枚増えるので対応力が向上します。
逆にフレシアによる耐性がなくなるので蟲惑魔の場持ちは悪くなりますが。
また自分から除外できるカードなので相手の魔鍾洞への対策にも一躍買うかもしれません。
そしてタイムシーフのサポートカードには相手の墓地のカードをタイムシーフXモンスターの素材に出来るカードもあり、相手の墓地利用の阻害も可能です。
更にタイムシーフカードには打点を補いつつ相手へのダイレクトアタックが可能になるものもあり、ホープに打点を頼り切っていた蟲惑魔がより小回りの利く対応が可能になるのです。
あと幼女を見守るイケメンという絵面が好きです。
そんな感じで今後も強化が期待できる蟲惑魔です。
今後もいっぱい使っていきたいと思います。