・管理人より

ストラク投票にて蟲惑魔が一位になってないけどストラク出たら20箱は最低買います。

【カード紹介】ジーナの蟲惑魔、クラリアの蟲惑魔【LIGHTNING OVERDRIVE】

DP6予約受付中!
LINK VRAINS PACK 3予約受付中!

今回はLIGHTNING OVERDRIVEで新たに登場する新規蟲惑魔の紹介です。

・目次

・ジーナの蟲惑魔
効果モンスター 星4/地属性/植物族/攻1400/守1400 このカード名の(1)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。 (1):自分フィールドにセットされた罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 (2):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、 「ホール」通常罠カード及び「落とし穴」通常罠カードの効果を受けない。 (3):自分の魔法&罠ゾーンにカードが存在しない場合、 墓地のこのカードを除外し、 自分の墓地の「ホール」通常罠カードまたは「落とし穴」通常罠カード1枚を対象として発動できる。 そのカードを自分フィールドにセットする。

ついに出てくれた、自分を特殊召喚できる蟲惑魔です。
セットした罠カードをコストにはしますが、蟲惑魔ではトリオンからサーチできるカードでもあるのでそうそう困らないでしょう。
セラが場にいる状態で発動すればデッキから落とし穴をセットできるので損失もリカバリーできますね。

ランカNS、Efジーナサーチ
→セラSS(ランカ)
→罠セット、ジーナSS
→セラEf、落とし穴セット

といった具合な1枚(+コスト用罠)初動が新たに行えるようになったということです。
今までセラの効果を先行1ターン目で使うのに外部カードが必須だったのですが、これは大いなる進歩だと思います。

よく使われるブリガンダインは強いは強いけど、個人的にはなるべくなら抜いてしまいたい類のカードです。
パラレルエクシードも同じく。
それは単純に「役割が少なすぎる」ためで、単体で使ってもアドバンテージを稼げるカードではないからです。
なので、それらの採用枚数を抑えられるのであれば非常に意味があるカードだと思います。

墓地効果は、条件付きとはいえ落とし穴を墓地からセットできるもの。
見えている落とし穴は警戒されてはしまいますが、墓穴ホールなどは再利用を狙いたいカードだと思います。
狡猾軸だと重要になるポイントになるかもしれません。

また、単純に特殊召喚できるレベル4モンスターとしても優秀です。
蟲惑魔の貴重な捲り手段のホープ・ザ・ライトニングなどにも繋げやすくなりました。
そしてエクシーズが使いやすくなったということはアーゼウスも使いやすくなったということです。
総じて蟲惑魔デッキの大幅な強化が期待できるカードだと思います。

・クラリアの蟲惑魔
リンク・効果モンスター リンク2/地属性/植物族/攻1800 【リンクマーカー:右/下】 昆虫族・植物族モンスター2体 このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):リンク召喚したこのカードは罠カードの効果を受けない。 (2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 自分が発動した「ホール」通常罠カード及び「落とし穴」通常罠カードは 発動後に墓地へ送らず、そのままセットできる。 (3):自分エンドフェイズに、自分の墓地の「蟲惑魔」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを守備表示で特殊召喚する

新たなリンク2のモンスターです。
その効果の一つは、落とし穴の再セット。
ターン1のセットではありますが、このカードの登場で夢の狡猾の落とし穴3連打が狙えるようになりました。
※1枚目:ティオでセット(発動後除外)
 2枚目:クラリアで再セット
そういうネタ運用でなくても、落とし穴の再セットは単純に妨害数が増えるので便利です。
除去に手間を割くにしても、オトリに撃たされるにしても、1手余分に消費させることには十分意味があると思います。
いっそエルドリッチなどの効果の素材にしてしまうのも良いかと。
再セットの際はおそらくセット場所をずらせるので、機界騎士などカードの場所を参照する効果の補助に使えるかもしれませんね。

エンドフェイズに蘇生する効果は更に有用です。
ほぼサイクロンなトリオン、落とし穴セットのティオ、破壊耐性・効果対象耐性付与のフレシアを筆頭に、落とし穴と連動してサーチするカズーラ、罠の発動をサポートするアトラ、フリチェで落とし穴を破壊から守れるランカと、蟲惑魔は非常に優秀なモンスターが多いのです。
ただ、守備表示での蘇生になるのでセラだけが蘇生できないのは惜しいポイントですね。

※ティオでセットした落とし穴を発動後、クラリアの効果で再セットした場合の処理は要確認。

ランカ初動からで考えると

ランカNS、Efジーナサーチ
→セラSS(ランカ)
→罠セット、ジーナSS
→セラEf、落とし穴セット
→クラリアSS(セラ、ジーナ)

とすることでエンドフェイズにランカを蘇生、セットした罠を一応保護できる体制を整えることができます。
ジーナの時は否定しましたが、パラレルエクシードを使ってここからI:Pマスカレーナ経由の閉ザサレシ世界ノ冥神を狙うのも悪くないかもしれません。
セラ以外のリンクモンスターを使えるようになったので、ひょっとしたらパラレルエクシードも使いやすくなるのかも。

また、セラのネックであった素材の縛りは緩くなっており、他のテーマのカードも蟲惑魔に採用しやすくなりますね。
特に、植物族が場を離れたときに手札から特殊召喚できるバラガールなどは使いやすくなったのではないでしょうか。
上記のジーナが植物族であることもあって、相性はなかなか良いと思います。

他のテーマで使えるカードなので、効果じゃなくて中継地点としての採用もよさそうです。

まだ初日なので考察はひとまずこの辺で終わります。
他にも何か思いついたらTwitterや蟲惑魔の構築として新しく記事にするかとおもいます。

良き遊戯王ライフを!