・管理人より

ストラク投票にて蟲惑魔が一位になってないけどストラク出たら20箱は最低買います。

【デッキ構築案】聖天樹【サンアバロン、サンヴァイン】

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今回はSELECTION 10で新規に登場するアニメ産のテーマ「聖天樹」のご紹介です。
アニメでスペクターが使用して、攻撃力0とは思えない存在感と植物の生命力を思わせる展開力で戦っていたテーマです。
人気投票でも2位だった人気テーマでもあります。
テーマ内は「聖天樹(サンアバロン)」「聖蔓(サンヴァイン)」「聖種(サンシード)」に分かれており、聖種から成長した聖天樹、聖天樹は相手の攻撃を糧に成長して伸ばした聖蔓で戦う、という様子がイメージされる構成になっています。
以下から、カード紹介と主な戦い方に関して記載していきます。
どこかの誰かの役に立ちますように。

・目次

・カード紹介

例によって簡単に解説させていただきます。
細かいテキストは別の場所で確認を。

・聖種の地霊


サンシード・ゲニウス・ロキ
通常モンスターながら各種カードの発動条件にもなっている重要カード。
このカードがあるのと無いのでは戦力が大きく変わります。
主な仕事は、聖天樹の幼精になることと、聖蔓の杜で蘇生されることです。

・聖蔦の乙女


サンヴァイン・メイデン
EXデッキから特殊召喚された植物族モンスターを対象にする効果が発動した時に、このカードを特殊召喚してその効果を無効にできます。
また、テーマの魔法罠を守る効果も持っていますが、メイデン自体が貧弱なことと聖天樹以外はほぼ使い捨てる感じで戦うテーマであることもあってあまり期待はできないでしょう。
ワンチャン!?で持ってくるカード候補。

・聖種の影芽


サンシード・シャドウ
植物族の通常モンスターが場に存在する場合に特殊召喚できます。
主に地霊などとリンク召喚するのが役目になりますね。
また、墓地のこのカードを除外することで、リンク状態でリンク2以下のテーマ内同名リンクモンスターを効果無効で特殊召喚する効果も持っており、リンク数を伸ばすのにすごく役に立つモンスターです。
ワンチャン!?でサーチすると、展開と自傷を兼ねられて便利です。

・聖種の天双芽


サンシード・ツイン
召喚・特召喚成功時に聖天樹が場に存在していれば墓地の植物族通常モンスターを特殊召喚できます。
予想GUYなどで召喚権を使わずに地霊から展開した場合などは通常召喚権を回していきたいカードですね。
特殊召喚にも対応しているので、アロマセラフィー・ジャスミンやグローアップバルブから展開もできます。
また、墓地のこのカードとフィールドのリンクモンスターを除外することで、同名が存在する墓地のリンクモンスターを蘇生する、という効果もありますが、若干どころではなく使いにくいです。
メインアタッカーの聖蔓の剣士などは、大体の場合で3枚積むと思うので蘇生の狙い目ではありますね。
ただ、蘇生制限は満たしておく必要があるので、決闘中に1度は剣士の正規召喚を行うよう心掛けておくと良いと思います。

・聖蔓の社


サンヴァイン・シュライン
聖天樹が存在する時に、手札を1枚捨てることで発動できる永続魔法カードです。
その効果は、墓地の植物族通常モンスターを蘇生、とやや物足りないかと思えますが、このカード自体はサーチが容易なので初動にも十分組み込めてしまうお手軽さが魅力のカードですね。
また、場のこのカードを墓地に送ることで、墓地に存在する永続罠をセットできる効果ももっています。
テーマ内の永続罠とはもちろん相性がいいのですが、永続罠であればカードは問わないので、死霊の誘いなどのテーマと相性の良い永続罠を相手ターンにセットして自ターンで発動、などといったことも可能です。

・聖天樹の開花


サンアバロン・ブルーミング
リンク4以上の植物族モンスターが存在する時に発動すると、相手の場のモンスターカードの効果を無効にできる永続罠です。
テーマ内のモンスター且つ現時点で唯一のリンク4植物族、聖天樹の大母神のほぼ専用カードですね。
その大母神でサーチできるので使用機会はとても多いカードになります。
永続罠ですが、効果はスキルドレインではなく広範囲の無限泡影です。
このカードの発動後に出てくるモンスターには適用されませんので要注意。
また、植物族リンクモンスターが戦闘を行うダメージ計算時、リンク先のモンスターの合計攻撃力分だけ対象の攻撃力をアップさせる効果を持っています。
大母神が存在する時に出した聖蔓の剣士の攻撃力は4000まで上昇するので、1体でも大体のモンスターには戦闘で勝てるようになります。
もし2体の剣士がいるならば、そのままフィニッシャーになれてしまうくらい攻撃力が上がりますね。
リンク先のモンスターの種類は問わないので、剣士でコントロールを奪った相手モンスターの攻撃力も加えられます。
総じて、現時点ではとても重要なカードになると思います。

・聖天樹の幼精


サンアバロン・ドリュアス
リンク1の聖天樹です。
レベル4以下の植物族を素材にリンク召喚可能ですが、聖種の地霊を素材にEXモンスターゾーンへリンク召喚するとデッキから「サンヴァイン」魔法罠をサーチすることができます。
現時点では聖蔓の社だけですね。
その他、戦闘の対象にならない効果と、ダメージを受けた際にその数値分LPを回復してEXデッキからサンヴァインモンスターを特殊召喚できる効果を持っています。
これはリンク1からリンク3の聖天樹共通の効果で、リンク数の数だけ1ターンに発動が可能になっています。
この効果のおかげで聖天樹は比較的場持ちが良いのですが、効果の対象にはなりますのでしっかり防衛策を講じないとあっさり伐採されてしまうこともしばしば。
初動で使うだけで維持はせずに、早めにリンク4まで育て切ってしまうのも良いかと思います。
また、この効果の特殊召喚はリンク召喚ではありませんが「エクストラデッキからリンクモンスターを出す」のでマーカーの影響を受けることに留意しましょう。

・聖天樹の精霊


サンアバロン・ドリュアデス
リンク2の聖天樹です。
幼精、大精霊と違い、聖天樹の共通効果以外の効果は持っていないので、飛ばしてリンク3の聖天樹を出してしまうことも多いです。
しかし、精霊までしか出せない場合もままあるためEXデッキには挿しておいた方がよさそうです。

・聖天樹の大精霊


サンアバロン・ドリュアノーム リンク3の聖天樹です。
共通効果に加えて、リンク先のモンスターが攻撃対象になった場合、その攻撃を無効にして対象になったモンスターを別のモンスターゾーンに移動する効果を持っています。
この効果のおかげで、自身以外にも戦闘態勢を持たせられる他にリンクマーカー先を空けられるメリットもあります。
戦う上では一番使いやすい聖天樹かもしれません。
植物族2体以上で出せるので、精霊よりも実は出しやすいカードでもあります。

・聖天樹の大母神


サンアバロン・ドリュアトランティエ
我らがお母さんである、ランク4の聖天樹です。
すっかり成長しきった聖天樹は枝葉を落とすことはありませんが、新たに破壊耐性を獲得しました。
更に場持ちがよくなりましたね。
リンク召喚成功時に「サンアバロン」魔法罠をサーチできます。現時点では聖天樹の開花のみですね。
ダメージを受けた際の効果は無くなってしまいましたが、リンク先のモンスターをリリースすることで、そのマーカーの数だけ相手フィールドのカードを破壊できます。
効果の性質上、このカードを出す盤面というのは最終局面になりがちですね。
このカードを特殊召喚、開花で場の効果を止めた後に超高打点でフィニッシュ、というのが勝ち筋のひとつになります。
序盤中盤に出して開花をサーチ、妨害として立たせておく場合はリカバリー用の聖天樹召喚の備えはしておくべきでしょう。

・聖蔓の癒し手


サンヴァイン・ヒーラー
リンク1モンスターです。
サンヴァインリンクモンスターはサンアバロンリンクモンスターがカード効果で場を離れた場合に自壊する共通効果を持っています。
特殊召喚に成功した場合、場のリンクモンスターを参照してそのマーカー×300のLPを回復する効果を持っています。
アロマセラフィー・ジャスミンに繋ぎながらライフゲインできる性能なので、アロマの初動にちょうど良いかもしれません。

・聖蔓の守護者


サンヴァイン・ガードナー
リンク1のモンスターです。
サンヴァインリンクモンスターの共通自壊効果と、戦闘時にプレイヤーが負う戦闘ダメージを半分にする効果を持っています。
聖天樹が存在する限り、おおよその戦闘ダメージはゼロに出来るためあまり使わない効果ですね。
合っても困らないけど無くても何とかなる感じです。
ただ、戦闘破壊された時にバトルフェイズを終了する効果も持っているので、ダイレクトアタックの後にこのカードを出すと相手の攻撃が止まるかもしれません。

・聖蔓の剣士


サンヴァイン・スラッシャー
リンク1のモンスターです。
サンヴァインリンクモンスター共通の自壊効果と、特殊召喚成功時に場のサンアバロンリンクモンスターを対象にして、そのマーカーの数×800の攻撃力上昇を得る効果を持っています。
リンク3の大精霊でも3200、リンク4の大母神なら4000まで攻撃力が上昇します。
おおよそのモンスターには殴り勝てる攻撃力で、更に戦闘破壊したモンスターのコントロールを得る効果も持っています。
この2つの効果で相手の盤面を切り崩しながら戦うのが聖天樹の主戦術になりますね。

・戦い方

まず主軸となるのは聖天樹のリンク召喚です。
デッキの動きがほぼ聖天樹に依存する形になるので、最優先で展開していきます。

もし種が2枚出せると、展開の幅は広くなっていきます

また、パラレルエクシードやワンチャン!?があればこんな感じにも展開可能です。

初手で大母神まで出して簡易的な制圧展開も良さそうですね。

パラレルエクシードでなくても、予想GUYやワン・フォー・ワンなどで種を特殊召喚した後にレスキューラビットでエンジェル・トランペッターを2枚特殊召喚、と言った感じでも似たような展開は可能です。

特にエンジェル・トランペッターは聖蔓の社や聖種の天双芽の特殊召喚にも対応しているので自然に組み込めるかと思います。

リンク3までの聖天樹は戦闘の対象にはなりませんが、効果の対象にはなります。
大母神も、破壊こそされませんが破壊以外の方法では除去されてしまいます。
モンスター効果であれば、乙女や開花で対応できるのでその辺りを厚めに採用するか、もしくは短期決戦を狙うのが良さそうですね。
剣士や開花の瞬間火力が高いので、あっさり決着がつくことも多いかと。

天敵は、ホープ・ザ・ライトニングに代表される「バトルフェイズの効果発動を封じる」カード。
聖天樹のライフゲイン&展開効果を止められて強みを生かせなくなってしまいます。
見かけたら開花や無限泡影、エフェクト・ヴェーラーなどを投げるといいでしょう。

聖天樹が撤去されると、途端に戦闘力が落ちてしまうので、何か他のサブプランを用意しておくのも良いかもしれません。
幸いメインデッキのスペースには空きがあるので、エクストラデッキを使わないテーマなら比較的合わせやすいかと。
蟲惑魔でよくお世話になる機界騎士やドラグマ、真竜なんかは比較的合わせやすそうです。
特に機界騎士は地霊一枚から機界騎士の特殊召喚条件を満たすことができるので便利だと思います。
目減りしないダメージソースとして優秀ではないでしょうか。
真竜は地霊を蘇生し終えた社を解除するのにも使えそうですね。

聖天樹で展開に縛りが出るのは社だけなので、社を使わなければ必ずしも植物族で縛る必要はなくなります。
社を使っても、必要無くなった際には撤去さえしてしまえば後の展開は自由です。
大母神に至ってはリンク素材にすら植物族を要求していないので、何ならイビルツインでも使えるカードだと思います。
イビルツインで採用した場合、蘇生した★を毎ターン割るギミックも兼ねられて面白いことができる予感がしますね。

縛りがあまりきつくないテーマなので、他にもいろいろとルート開拓できそうで楽しみです。
皆さんも良き聖天樹ライフを!

サンプルレシピ