『LINK VRAINS DUELIST SET（リンク・ヴレインズ・デュエリスト・セット）の収録カード！ ～ヴァレルソード・ドラゴン～
8/31に発売されるLINK VRAINS DUELIST SET（リンク・ヴレインズ・デュエリスト・セット）に収録されるカードの一部が公開されました。
ヴァレルソード・ドラゴンは、言わずと知れた優秀な汎用アタッカーです。
その能力は、
攻撃力3000
戦闘では破壊されない
フリーチェーンで攻撃表示のカードを守備表示に変更後、2回攻撃
攻撃時に自身の攻撃力を相手の攻撃力の半分上昇させ、その分相手の攻撃力を下げる。
という非常に強力なものです。
一番重要なポイントは、最後の効果の「自身の攻撃力を上げてから、相手の攻撃力を下げる」という部分。
遊戯王では、効果処理の途中で処理が不可能になった場合、その時点で効果の適用が終了する、というルールがあります。
これはどういうことかというと、例えば似たような効果を持っているダークリベリオン・エクシーズ・ドラゴンの場合。
リベリオンは「相手の攻撃力を半分にして、その数値分自身の攻撃力を上げる」という効果を持っています。
このリベリオンが、例えば「他のカードの効果を受けない」という効果を持っているRR-アルティメット・ファルコンに対して効果を使用すると、「相手の攻撃力を半分にする」が出来ないため、その後の「自身の攻撃力を上げる」が適用できないのです。
しかしながら、ヴァレルソード・ドラゴンの場合。
同じく完全耐性を持っている相手に効果を使用しても、「自身の攻撃力を上げる」ことをした後に「相手の攻撃力を半分にする」が使えなくなる、という処理順のために攻撃力を上げることが可能なのです。
他のゲームだと表記ゆれとして処理されることも多そうな部分ですが、遊戯王はちゃんとテキストの通りに処理していくことが基本になっているのでこういうことが起こります。
簡単に召喚出来て、効果も強く、判定でも有利なこのカード。
他の新規カードの入手ついでに、狙ってみるのも良いかと思います。
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