・管理人より

ストラク投票にて蟲惑魔が一位になってないけどストラク出たら20箱は最低買います。

【デッキ構築案】がんばれロボッピ! 機塊デッキ【遊戯王】

DP6予約受付中!
LINK VRAINS PACK 3予約受付中!

今回の紹介テーマは、アニメでも活躍し2020年6月20日にOCG化する機塊になります。 f:id:primuliflora:20200608030607j:plain

・目次

・概要

アニメでも色々と印象深いロボッピの仕様テーマで、メインデッキのモンスターは、現時点では全てレベル1で統一されています。
基本的には戦闘能力に乏しく、打点で勝負するというよりは効果を活用してトリッキーに戦うビートダウンデッキになりますね。
高打点モンスターがあまり好きではない方にぜひ使ってもらいたいデッキです。

・カード紹介:簡易版

ここではテキスト圧縮のために、ざっくりとしたカードの紹介をさせていただきます。
詳細は別に用意する予定です。

・電幻機塊コンセントロール

闇属性レベル1の機塊です。
このカードが場に存在する状態で同名モンスターが特殊召喚された場合、デッキから同名モンスターを呼ぶことができます。
つまり、2体並べると3体に増えます。
この効果の発動条件は一見厳しいものに見えますが、下記のカードの能力によって比較的簡単に並びます。
このカード自身の特殊召喚能力も加えて、機塊デッキの展開の要となるモンスターになります。

・複写機塊コピーボックル

闇属性レベル1の機塊です。
こちらはフィールドの機塊を参照して、同名カードとして手札から特殊召喚できるモンスター。
つまり、上記のコンセントロールの効果補助に使えるカードなのです。
また、墓地にある場合は、除外することでフィールドの機塊と同名のカードを蘇生することもできます。
メインデッキの機塊モンスターは機械複製術に対応しているため、同名モンスターが複数フィールド、墓地に存在することは多いので効果の発動機会は多いでしょう。
ただ、トロイメアなど素材に同名モンスターが使えないリンクモンスターを使う場合には注意が必要ですね。

・遮断機塊ブレイカーバンクル

水属性レベル1の機塊です。
機塊モンスターの戦闘時、手札から捨てることで戦闘破壊無効に加えてダメージを0にし、墓地にある場合はフィールドの機塊が破壊される際の身代わりになれる効果を持っています。
一見地味な効果ですが、下記のカードを有効に利用しようとする際には非常に頼りになるカードになります。
また、最近のカードにありがちな名称ターン1制限などなく連続して使えるので、機械複製術を使う際には使う対象の筆頭候補でもあります。
上記の2枚と合わせて、要になるカードです。

・洗濯機塊ランドリードラゴン

水属性リンク1の機塊です。
機塊リンクモンスターは、相互リンクの有無によって性能が変わります。
ランドリードラゴンの場合は、相互リンク状態では相手モンスターとの戦闘時、そのモンスターを対象を取らずに除外。
非相互状態では、その効果が破壊に代わってバーンダメージが付与されます。
対象耐性を持つ相手にも、戦闘破壊耐性、効果破壊耐性を持つ相手にも対応できる非常に優秀なアタッカーで、機塊の戦闘の要になるカードですね。
素の攻撃力は1500と心もとないですが、その能力によって戦闘にはめっぽう強いモンスターです。
また、機塊は墓地に行っても利用手段が豊富なので、破壊されても何度も出てきて相手モンスターを対処してくれることでしょう。
ただ、ランドリードラゴンの戦闘ではお互いにライフダメージは0になる点は注意が必要です。

・充電機塊セルトパス

闇属性リンク2の機塊です。
現状機塊リンクモンスターでは唯一下方向のマーカーを持っているため、機塊の純構築において相互リンク効果を使おうと思うなら必ず必要になるカードになります。
リンク状態では戦闘、効果の対象にならない、相互リンクの機塊の数だけ相互リンク状態の機塊の攻撃力をモンスターとの戦闘時だけパンプアップ、非相互リンク状態の機塊が破壊された時にドローする、という効果を持っています。
このモンスターがリンク状態で2体並ぶと、2体とも戦闘及び効果の対象にならないという、やや強固なロック状態になりますね。

※リンク状態:マーカーの先にモンスターが存在する状態。
マーカー元、マーカー先の両方のモンスターがリンク状態として扱われます。

相互リンク数が2の場合はリンク先のモンスターの攻撃力が2000も上昇するので、元の攻撃力が低い機塊モンスターでも3000ラインを狙えるますね。
また、ドロー効果に関しては名称ターン1の制限はないため、2体並んで両方とも非相互リンクの場合は2ドローできます。
よくある状態では、セルトパス×2の状態でランドリードラゴンによる自爆特攻、などでしょうか。
総じて、機塊デッキの要になる重要なモンスターですね。

・計量機塊カッパスケール

水属性リンク1の機塊です。
自身をリリースすることで、相互リンク状態では機塊リンクモンスターを、非相互リンク状態ではレベル4以下の機塊モンスターを蘇生する効果を持っています。
一見あまり重要な効果には見えませんが、機塊ではこのカードにしか担えない役目が存在します。
それは機塊リンクモンスター共通の制約によるものです。
セルトパス以外の機塊リンクモンスターは、リンク召喚したターンにリンク素材になれないため、例えば

コンセントロールNS
→ランドリーSS
→コンセントロール蘇生
→2体でセルトパスSS

といった、他テーマでよくみられるような動きが出来ないのです。
そこで登場するのがこのカード。
このカードをリンク召喚することで、実質的にその制約を無視できるのです。

コンセントロールNS
→カッパSS
→カッパリリース、コンセントロール蘇生
→カッパ蘇生
→2体でセルトパスSS

といったことが可能になります。
また、単に蘇生札としても使えるため、エクストラに1枚でも入ってたら便利なカードですね。

・掃除機塊バキューネシア

闇属性リンク1の機塊です。
1ターンに1度、手札を墓地に送り相手フィールドのカードを破壊できる効果を持っており、また相互リンク状態ではコストなしで相手のモンスターを破壊することもできます。
戦闘以外で相手フィールドに干渉できる効果は機塊では貴重なので、地味な効果ながら使用機会は多いでしょう。
そして非相互リンク状態では相手に直接攻撃も可能であるため、最後の一押しに使えるカードでもあります。

・乾燥機塊ドライドレイク

炎属性リンク1の機塊です。
リンク状態で攻撃力が0から1000になる効果を持っていますが、それだけではちょっと頼りありません。
真価を発揮するのは相互リンク状態での効果。
バトルフェイズ中に相互リンク状態の場合、他の機塊モンスターと位置を入れ替えることでそのモンスターに2回攻撃を付与させることができます。
狙いたいところは、セルトパスと相互リンク状態での交換、バキューネシア攻撃力3000による2回攻撃でしょうか。
また、非相互リンク状態では攻撃対象になった際、1度だけその攻撃を無効にできるのでセルトパスのリンク相手候補の1体でもありますね。

・家電機塊世界エレクトリリカル・パレード

機塊のフィールド魔法です。
発動時に機塊カードをサーチする効果、機塊のリンク召喚時に墓地の機塊を回収する効果、お互いの攻撃宣言時に機塊モンスターの位置を移動させる効果を持っています。
サーチと展開補助が両立できるカードなので、機塊においての重要度はとても高いカードですね。
カードの発動には名称ターン1が付いていますが、効果の方にはついていないので、例えばメタバースなどで張り替えた場合、1ターンで複数回の効果発動も可能になります。
その他、戦闘時にリンク状態の調整が出来るためリンク1の効果切り替えにも重宝しますね。

・機塊リユース

機塊の通常魔法です。
墓地の機塊を蘇生させる、というシンプルに強い効果を持っています。
最近のカードでは珍しく、ターン内の発動に回数制限はないため複数枚手札に来ていても困らないカードですね。

・機塊テスト

機塊の通常魔法です。
フィールドの機塊リンクモンスターの先に墓地の機塊リンクモンスターを可能な限り特殊召喚ができる、一見ソウルチャージのようなパワーカードです。
ただし、現時点では使える状況がエクストラモンスターゾーンにセルトパスがいる場合に限られてしまうので、正直そこまで使い勝手がよいものではありません。
とはいえ、セルトパス自体の召喚は簡単ですし、墓地のリンクを任意に蘇生できる便利カードであることは間違いないので、デッキに1枚でも入れていたら助かる場面もあるでしょう。

・戦術

先行時は、基本的にセルトパス×2による簡易ロックを狙うのが良いと思われます。
成功した場合、禁じられた一滴や冥王結界波、壊獣などの対策が手元にない場合突破がほぼ不可能な状況となります。
それ以降、または後攻時にはランドリードラゴンによるバーンでのライフダメージを狙っていくのが主な戦術です。
短期決戦よりは家電製品らしく3Rを回しての持久戦向きなテーマなので、勝負を焦らずじっくり戦っていきましょう。

・セルトパス×2展開パターン

手札:エレクトリリカル・パレード、コンセントロールorコピーボックル
  パレード発動、足りてない方をサーチ
  →コンセントロールNS
  →コピーボックルSS、コンセントロール効果、デッキからコンセントロールSS
  →セルトパスSS、パレード効果、コンセントロール回収
  →コンセントロールSS
  →セルトパスSS

・相性の良さそうなカード

個人的に相性が良いと思われるカードは下記のような感じです。

・機械複製術

攻撃力500以下のフィールドのモンスターをデッキから2枚まで特殊召喚できる通常魔法です。
メインデッキのモンスターが全て対応しています。
またブレイカーバンクルの効果を生かしたい場合デッキから引っ張り出せるため非常に有用なカードになります。

・地獄の暴走召喚

機械複製術と似たようなカードですが、墓地のモンスターも特殊召喚できる点で差別化できます。

・ワンチャン!?、ワン・フォー・ワン

レベル1モンスターサポートのカードです。
メインデッキモンスターが全てレベル1なので、展開補助に使えます。
ワンチャン!?のライフダメージは気になる人は気になるかも…?

・マグネット・リバース

墓地及び除外ゾーンから機塊リンクが特殊召喚できる速攻魔法なので、セクトパスのリンク状態を維持する助けになります。
ランドリードラゴンの使いまわしにも使えますね。

・No.41 泥睡魔獣バグースカ

守備表示の時に、フィールド上のモンスターを無力化できるカードです。
効果の都合上リンクモンスターには影響がないため、リンクモンスター主体でのデッキでは非常に強力な防御カードになります。
合わせて、リンクデッキでランク4の展開補助が出来るパラレルエクシード、効果を使い切ったバグースカを素材にエクシーズ召喚が可能な旋壊のヴェスペネイトも採用が検討できます。

・フォーマッド・スキッパー

エクストラデッキのモンスターの名称を得られるレベル1モンスターで、上記のパラレルエクシードのサーチを行えるカードでもあります。
ただし、名前を使えるのはリンク召喚時のみなので扱いには注意が必要です。

・リンクリボー

レベル1がリンク召喚の指定素材であり、戦闘補助に使えるので重宝するカードになると思います。
下方向にマーカーが向いているのもグッド。

・壊獣

ランドリードラゴンで対処できない、完全耐性を突破できるようにするカードです。
ランドリーで処理してバーンダメージを狙うのにも使えるため、非常に相性が良いと思われます。

・機巧狐ー宇迦之御霊稲荷

デッキからモンスターが特殊召喚した際に手札から特殊召喚可能なモンスターです。
相手の特殊召喚にも対応しており、また機塊はデッキから特殊召喚する機会も多いため、この効果の発動には困らないと思います。
そして特殊召喚した際、相手フィールドのモンスターを指定し、そのモンスターと同じ属性で攻守の値が同じモンスターを特殊召喚することが可能です。
メインデッキの機塊は全てこの効果に対応しているので、例えば相手の場にガメシエルやラディアンを出した後に特殊召喚することでデッキから機塊を呼ぶこともできます。

・グッサリ@イグニスター

リンクモンスターの戦闘破壊時に手札からの特殊召喚が可能な高打点モンスターです。
ランドリードラゴンによる自爆特攻が頻発するので、特殊召喚の機会は非常に多いです。
自身の打点も高く戦闘面で頼りになるほか、墓地効果を発動した際には戦闘補助も可能なのでお守り代わりにデッキに入れておくと良いでしょう。
効果を使わせた後のドラグーンの対処に一助できるかも?

・幻影騎士団

コンセントロール、コピーボックルが展開が容易かつ闇属性なので簡単に幻影騎士団ラスティ・バルディッシュがリンク召喚できます。
機塊は相手ターンでの妨害が苦手であるため、ラスティ・バルディッシュから幻影霧剣などのセットをして妨害を増やすことも視野に入りますね。
合わせて宵星の騎士ギルスなどを採用してオルフェゴール寄りの構成にするのも面白そうです。

・LL-アセンブリ・ナイチンゲール、キキナガシ風鳥

どちらもレベル1を素材にして、相手ターン壁になれるランク1のモンスターです。
ほぼ確実に相手ターンを凌げるため、逆転の一手として忍ばせておくとよいと思われます。

・ライトロード・ドミニオン キュリオス

属性が同じで種族が異なるモンスター3体を素材にリンク召喚できるリンク3のモンスターです。
その効果は、禁止カードでもあるラヴァルバル・チェインを彷彿とさせる任意のカードの墓地送り。
また、その際に自身の効果で更にデッキトップを墓地に3枚送れるため高速で墓地肥やしが行えます。
コンセントロールなどを三枚並べ、リンクリボー、サクリファイス・アニマをリンク召喚することで召喚条件を満たせます。
どちらかというと混成でのソリティア向き。

・サイバー・ドラゴン

サイバー・ドラゴンというよりは、サイバー・ドラゴン・ネクステアですが。
レベル1サポートや機械複製術などを共有できます。
ネクステアに複製術を使うとレベル5のサイバー・ドラゴンが出てくることを生かしてサイバー・ドラゴン・インフィニティを展開するのが主ですね。
また、サイバー・ドラゴンとの混成によってオーバーロード・フュージョンが採用できて打点の大幅アップが期待できます。
サイバー・ドラゴンは単体だと微妙に頼りないのが…。

・汎用リンク

とにかくフィールドにモンスターが並ぶテーマなので、リンク召喚をしていくにはもってこいです。
各種トロイメアをはじめ、I:Pマスカレーナ、双穹の騎士アストラム、ヴァレルソード・ドラゴンなども問題なく使用できます。
テーマ内リンクモンスターの属性も種類多めなのでアクセスコード・トーカーも採用圏内ですね。
兄貴分の切り札、ジ・アライバル・サイバース@イグニスターを採用するのも一興でしょうか。

・まとめ

現時点ではカードプールが少なくてできることも少ないのですが、アニメで使っていた未OCG化カードもあり将来的な強化が期待されるテーマでもあります。
他の機械族テーマと違いリミッター解除によるワンショットがしずらいなど、今までのテーマとは一風変わった点も多いテーマで、好きな人にはたまらないテーマではないでしょうか。
今後に期待するとともに、色々とできそうな機塊の可能性も模索していきたいところです。