・管理人より

ストラク投票にて蟲惑魔が一位になってないけどストラク出たら20箱は最低買います。

マスタールール新規アップデート情報公開

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新マスタールールが施工されて早3年、遊戯王10期も終わりが目前に迫っています。

そんな時期の12/21、幕張メッセで開催されたジャンプフェスタにて遊戯王OCGに関する情報が公開されました。

色々と盛りだくさんな情報公開だったのですが、今回はその一つ「マスタールールのアップデート」に関する記事になります。

・目次

・マスタールール(2020.4改訂版)

現行の新マスタールールに、一つ大きな変更点が加わります。
融合、シンクロ、エクシーズモンスターをエクストラデッキから特殊召喚する場合、メインモンスターゾーンにも置けるようになるのです。
これはかつての9期環境を魔境たらしめた要素のひとつ、ペンデュラム召喚の抑制だけを続ける形の改定になります。
また、リンクモンスターに関してもリンクマーカーの仕様がこれまで通り適用されます。
リンク召喚が十分に普及したのと、リンクに展開を依存していた現状を鑑みての施策ではないでしょうか。

・マスタールール改訂の影響(予想)

そして、上記のようにルールが変わることで、過去に流行っていたテーマの復活も予想されます。
代表的なのは連続シンクロで大量展開を得意としていたジャンクドッペルでしょうか。 新マスタールール下で得たシンクロ召喚の補助を受けながら全盛期の展開力を取り戻したことで、大きく躍進するデッキのひとつだと思っています。

他にも、マーカー無しで出してしまうと効果が使えなかったカード達も日の目を見ることになると思われます。
こちらの代表は、レベル7・8のドラゴン族シンクロモンスターを直接特殊召喚できるアルティマヤ・ツィオルキン、同名カードをエクストラデッキから呼べるゴヨウ・ディフェンダー、ランク3以下の水属性エクシーズモンスターを呼べるバハムートシャークなどでしょうか。

また、新マスタールール下では限定的な動きしかできなかったカードも表舞台に躍りでそうですね。
代表は、シンクロ召喚成功時にデッキから最大5枚のチューナーを特殊召喚できるジャンク・スピーダー。
このカードは上記のアルティマヤ・ツィオルキンの特殊召喚条件を満たすこともできるため、そこからクリスタル・ウイング・シンクロ・ドラゴンやレベル8ドラゴン経由の琰魔竜レッド・デーモン・アビス特殊召喚も狙えて面白いのではないでしょうか。
更にジャンク・スピーダーからはスカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン、ドッペルウォリアーがあればシューティング・スター・ドラゴンTG-EX、コズミック・ブレイザー・ドラゴンなどの展開も狙えるため、今後の注目カードの中でも、個人的に一押しのカードとなっています。

現環境で言えば、展開に制限の消えたサンダー・ドラゴン、シャドールなんかはよりその力を振るいそうな予感があります。
召喚獣を交えた構成も組みやすくなりそうですね。

別方向の影響力としては、リンク状態でない特殊召喚されたモンスターの効果を封じられるトロイメア・グリフォンや、リンクモンズター以外の特殊召喚を封じる夢幻崩界イヴリースなどはリンク軸デッキの有力なカードとなるでしょう。
リンクマーカーが相手側に向いているカードも、その影響力が減ったことで採用がしやすくなったのも大きなポイントに思われます。

・まとめ

10期序盤で衰えて、中盤以降で盛り返した勢いのままに後押しするような改定が発表されて、今後もOCGは盛り上がりそうに感じました。
もともとリンク召喚そのものに否定的だった人たちも、恐らく他の召喚法が入り乱れる環境を体験すると「リンク召喚はリンク召喚で楽しいじゃん!」となるのではないでしょうか。
ただ、様々なデッキが群雄割拠している現環境のパワーバランスが崩れないかだけが少し心配ではあります。
良くも悪くもリンク召喚による影響力は大きかったので、それで抑制されていたデッキパワーがどこまで環境に影響を与えるかが今後の注目点ですね。

あと、全く救われてないマジェスペクターとかイグナイトとかはもう少し何か救済の手を差し伸べてあげてほしいです。