【2020.5】6月に向けた準備をしましょう【蟲惑魔】
久々の更新です。
暫くカードとにらめっこする日々を続けていたらブログを書くタイミングを逃し続けていました。 またぼちぼち書いていきたいと思います。
閑話休題。
全環境を制したCOVIT19こと新型ウイルスの影響、コロナショックで公式大会が封じられリモートデュエルという新しい形態の決闘が流行している最中。 やっとこさ出口が見えそうな気配がしてきましたね。
おそらく6月には店舗大会も徐々に再開するのではないかと思われます。
そこで、蟲惑魔で出場予定の諸兄に対して、個人的に改めて確認しておいた方が良さそうなことをつらつらと書いてみます。 もし何かの参考になりましたら幸いです。
・目次
2020.4から始まった新ルールですが、5/11現在でリモートデュエルを盛んに行っている人以外では微妙に忘れているかもしれません。
そこで、ここで改めておさらいをしていきましょう。
これは文字通りですね。 融合、シンクロ、エクシーズに関しては、リンク環境以前の使い勝手に戻ります。 また、ゴヨウディフェンダーやバハムートシャークなど、リンク環境では効果を使えなかったカードも使えるようになりました。
ただし、ペンデュラムモンスター、リンクモンスターは従来通りの制限が掛かりますので注意が必要です。
今までも非公開領域(相手プレイヤーに内容が分からない場所/手札やデッキなど)に戻されたカードの大半は効果が使えなかったのですが、アブソリュートZEROなどの一部のモンスターは効果が使えていました。 今回の改定によって、その辺が統一された形ですね。
ここは発表直後にかなり話題になったところですね。
具体的には、Aというカードの発動コストでBというカードをどうこうしてBが効果の発動条件を満たした時に、Aの効果にチェーンしてBを更にどうこうすればBの効果は発動しない、といった感じです。
例としては
クリッターをコストに死のデッキ破壊ウイルスを発動
→ウイルスにチェーン:DDクロウ:クリッター
今までだと、この状態でもクリッターの効果は発動していましたが、今後は発動しなくなります。 なお、リンク召喚等チェーンブロックを作らない場合は従来通り
クリッターをコストに転生炎獣アルミラージを召喚
→クリッター効果発動、チェーンDDクロウ
となって効果の発動はしてしまうので無効にはなりません。
今までは、例えば「このカードを発動するターン、召喚できない」カードの場合、神の宣告などで召喚を無効にされた場合でも「召喚を実行した」という事実に基づいて制約が発生していました。
しかし新しいルールでは、召喚が無効になった場合も上記のカードが使用できます。
ただし、召喚を無効にされた場合、召喚権は従来通り失いますので、改めて召喚、といったことはできません。
また、「1ターンに1度しか特殊召喚できない」カードも、一度目の特殊召喚が無効になった場合は再度特殊召喚が可能になります。
今までは、例えば「リフレクト・スライム」の場合、今までは「セットした場所と発動した後に移動した場所」の2か所を占有していました。
今回の改定で、それが解消されて魔法罠ゾーンへの情報がなくなりました。
ただし、罠カードとしては扱われるので、サイクロンやハーピィの羽根帚で破壊されてしまうのには変わりありません。
こんな感じにルールが色々と変更されているので、公式大会などで裁定でもめる前に、改めて公式やWIKIを確認してみましょう!
ここからは、現状の蟲惑魔に関して色々と書いていきたいと思います。
ETERNITY CODEで新規収録された蟲惑魔のエクシーズモンスターです。
蟲惑魔史上最大の攻撃力と、墓地からの蘇生、相手モンスターをカード効果で除去した場合そのコントロールを得るという効果を持っています。
蘇生の対象は昆虫族、植物族のレベル4モンスター、つまり蟲惑魔を主な蘇生対象として想定している効果ですが、はっきりと指定しているわけではないので問題なく他のモンスターも蘇生できます。
植物族の蘇生は豊富で困らなさそうですが、昆虫族には非常に貴重な効果ではないでしょうか。
コントロール奪取の効果は、破壊非破壊はもちろん、墓地除外も問わない非常に対応範囲の広い効果です。
特に、場持ちがよくフリーチェーンで相手モンスターを除外できるPSYフレームロードΖとの相性は良く、そのままだと相手のフィールドに戻るはずのモンスターを奪取することが可能です。
総じて、レベル7シンクロを行いやすいB・Fでの採用は充分に考えられると思います。
その際は別途エクシーズ用のギミックが必要になりますね。
海外勢の新規蟲惑魔です。
日本語名の予想は「リセアの蟲惑魔」ですかね。
蟲惑魔の共通効果と、自身をリリースすることで墓地とデッキからそれぞれ1枚ずつ落とし穴・ホール通常罠をセットできる効果を持っています。
この効果でセットしたカードは除外されるので、今まで使いづらかった狡猾な落とし穴と他の落とし穴を併用できそうです。
今まで相性が良いとされていたのは
アーティファクト:魔法罠としてセットして相手からの破壊を利用できる。通常罠で制圧効果を発動できる。
ジャックナイツ:セラの蟲惑魔が通常罠も自前で調達できるので特殊召喚条件を満たしやすい。
辺りですが、最近はすこしタイプが増えてきました。
エースの黄金卿エルドリッチが、フィールドの魔法罠を墓地に送り蘇生できる高打点のモンスターなので、蟲惑魔の大きな弱点である打点をメインデッキから補うことができます。
特に、今まで持て余していたアーティファクトややぶ蛇を活用できる点でシナジーがありますね。
エルドリッチ単体よりは、アーティファクトなどとの混成で運用した方が強そうです。
知識として、ティオの効果でのセットは「次のターンのエンドフェイズに」除外するものなので、エルドリッチの効果のコストにした場合は墓地へと送られることになります。
ジャックナイツと似たような理由で採用されるテーマになります。
ドラグマ下級の特殊召喚条件が「エクストラデッキから特殊召喚されたモンスター」が場に存在することなので、セラをモンスター1体で簡単に出せる蟲惑魔でも条件を満たすのは容易です。
また、教導の聖女エクレシアがレベル4かつ後続をサーチできる効果も持っているので、色々な場面で扱えるカードとしてとても重宝します。
ただし、サーチ効果を使うと、以後はエクストラデッキからの特殊召喚を行えなくなるので注意が必要です。
エクレシアのサーチ先としては、安易な制圧効果と高打点を期待できる教導の騎士フルルドリスが採用されやすいです。
エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが場に存在している際にフリーチェーンで特殊召喚が可能で、更に場にドラグマモンスターが存在していれば相手モンスター1体の効果を無効にできます。
メインデッキのスペースも圧迫せずに補強できるので、デッキスペースにあまり余裕がない蟲惑魔にはちょうど良い混成相手になるかと思います。
そして、ドラグマと言えばエクストラデッキから直接墓地へシャドールモンスターを落として影依の偽典によるシャドール召喚ギミック。
蟲惑魔で試してみた感じだと、積極的にエクストラデッキには触らずに蟲惑魔とドラグマでビートダウンしていくデッキになりました。
公式インストラクターが組んでいたデッキもありましたので参考にしてみてください。
👨🏫【 #インストラクターのフェイバリットカード】👩🏫#遊戯王OCGインストラクター が好きなカードを紹介&デッキ構築✨
— 【公式】遊戯王OCGインストラクター (@YuGiOh_INS_INFO) May 11, 2020
HA☆GAさんのフェイバリットカードは「セラの蟲惑魔」🕳
「ドラグマ」と組み合わせたデッキを紹介してくれます🤩
デッキレシピの詳細はコチラ👉https://t.co/lPTjOiKjvz pic.twitter.com/o3a1QuFq2V
リハビリがてらにつらつらと書いてみましたが、今後も色々と書いていこうと思っていますので、今後ともよろしくお願いします。