蟲惑魔の魅力について~ストラク投票用演説~
このブログはとてもとても小さな零細ブログです。
なのでここに辿り着いた人は、おそらく大体は蟲惑魔が大好きな方であるはずです。…はずですよね?
それでも、どうしても蟲惑魔ストラクがほしいので念には念を入れて、ここをご覧になっている数少ない方が「蟲惑魔にいれましゅうぅぅぅ!」となるように微弱ながら蟲惑魔の魅力について語っていこうと思います。
・蟲惑魔のいいところ
蟲惑魔の一番の魅力はそのイラスト…がいいのは周知の事実として、主はカードとしての魅力について語っていきます。
それはズバリ、カードパワーが比較的貧弱であるところです。
テーマとしてはまとまっているものの、確固としたデザイナーズコンボ(製作者の想定している使い方)があまり存在していないのでどちらかと言うとグッドスタッフに近いテーマなのです。
そして罠カードを使い搦手で追い込んでいくのは、そういうのが好きな人にとってはたまりません。
貧弱な小娘たちが策を弄して相手を手玉に取る。
正に小悪魔なテーマなのです。
そしてデザイナーズコンボが希薄だということは、他のカードを差し込む余地があるということです。
その最たる例は鉄騎竜ティアマトン。
完全にテーマ外で属性も種族も関連性はないのですが、そのピーキーな性能は蟲惑魔の弱点を補い、蟲惑魔はティアマトンが活躍する状況を用意できるのです。
ティアマトンを置くスペースを作る必要があるため、展開力を持たないのがティアマトンを使う上では重要だったりもするのでその辺りもマッチしています。
そういった感じでカードプールの増加に伴って、間接的な強化を得られるのも蟲惑魔のいい所です。
また、環境デッキ等ではあまり見られないカードを多用したりもするので相手に戦術を悟られないかもしれません。
罠と蟲惑魔のサーチを繰り返すデッキなので、公開された情報をデコイに別の一刺しが出来るのです。
・蟲惑魔のわるいところ
いいところばかり宣伝しては蟲惑魔の魅力は伝わりません。清濁併せて蟲惑魔を好きになってもらいたいのです。
蟲惑魔の悪い所もまた、カードが貧弱なことですね。
こと戦闘に関してはほぼ無力です。戦闘を介されてはあっさりと布陣を解除されてしまいます。
また、一度相手の展開を許すとそれを止める手段はほぼ存在しないのでテーマ内では捲り性能も皆無です。
かつてはそこをアーティファクトやハンドカードの破壊効果で対応していました。
ストラクで補ってもらいたいのはそのあたりでしょうか。
かといってテーマ内で強力なアタッカーをもらうのはちょっとテーマと違うので、ダイガスタ・スフィアードのように貧弱であることを利用できる補強がほしいですね。
一方フィニッシャーとしては現状採用できるものでは使い勝手の良いホープ一族が存在するので、現状はそちらで対応できるでしょう。
このように明確な長所と短所が存在するのは愛着が持ちやすいポイントでもあります。
そしてイラストがいいので精神的にもアドバンテージを稼ぐことができます。
手札を見てにやにやしている様は、相手にはさぞかし不気味に映ることでしょう。
新時代のポーカーフェイスです。
そんな感じで強い所も弱い所も魅力的な蟲惑魔を、今後ともよろしくお願いします!